提灯上の意匠デザインは、「表面幕の貼り合わせ」「立体上でのデザイン」という特性上、平面のデザインと比較していくつかの制約が生じます。
貼り合わせの継ぎ目について
弊社の鉄筋提灯では鉄筋骨組のある所(図中、赤色点線部分)で、表面幕を貼り合わせています。
貼り合わせている所ではどうしても意匠に「ズレ」が生じます。
細かな意匠デザインや文字の場合、ズレて見た目が悪くなる場合があります。ご注意ください。
上下のすぼみのゆがみについて
平面的にデザインしたデータをそのまま提灯表面にもってくることは非常に難しいです。
提灯上下のすぼみ部分(図中、青色点線枠内)では多少意匠をゆがませることになります。
下図のように、提灯の形状に合わせたゆがみが出ます。元のイメージを残したい場合には、なるべく中央部分にデザインを入れるように工夫してください。
提灯の地色のご提案
和紙調の模様を提灯の地色にすると、和の雰囲気の漂う提灯を演出することが可能です。
その他、和風模様など今までの提灯にはない新しい表現を追求してください。
インクジェット出力時のデザインデータについて(ご注意)
- インクジェット出力用の提灯意匠データはイラストレータ形式にてお願いします。(CS5まで対応)
- 文字データ等はアウトライン化を行ない、ビットマップデータは300dpi推奨です。データはCMYKモードにてお願いします。より引き締まった黒色をご希望の場合には、リッチブラック(CMYK各100%)をご利用下さい。
- データ作成に関するご相談は、お気軽にお問い合わせ下さい。現在、提灯の意匠デザインサービスは行なっておりません。提灯の意匠デザインは、お客様にて別途ご用意下さい。
- 詳細は提灯デザインデータについてのページをご覧ください。(こちらをクリック)